アルザス地方とドイツの黒い森
アルザス地方は、ドイツと接する東フランスの小さな街で、古くからフランスとドイツで領地争いの場所です。ドイツらしさとフランスらしさの両方を文化を持つと言われるが、私には良く分からなかった。フランスワインの有数の産地。
一方、ドイツの黒い森はフランスよりのライン川の東側で、森は植林された針葉樹により、空から見ると暗く(黒く)見えるとのこと。
どちらも、小さな可愛らしい街が点在している。
ツアーでは、フランクフルトからコブレンツ(ライン川とモーゼル川の出合う街)、マインツ、マンハイムを通り、フランスのストラスプールへ。そしてリクヴィル、コマール、そしてラインの滝、花の島のマイナウ島、ティティ湖、など。
2017.10.30
マインツで偶然メルケルさんの選挙演説に遭遇した。日本と違って市民の熱心さが会場に満ちていた。
フランスのストラスポールの街角で見かけた子供を載せる自転車。
後ろに乗せると子供の姿が見えないので、前に乗せるように工夫されていた。
ストラスブールはフランスの東端、アルザス地方の中心都市。石炭を巡りフランスとドイツ間の争いで、アルザスはフランス領になったりドイツ領になったりの繰り返しの地区でした。
ストラスブールのグランド・ィルGrande-île(旧市街地)は、市内を流れるイル川に囲まれた中州の中心エリアで、大聖堂、プティット・フランスなど数々の観光名所がある。
第二次世界大戦中の激戦地のアルザス地方の街、コルマールは奇跡的にも戦禍を免れ、木組みの家の街並みや石畳の道など中世からルネサンスにかけての面影が残っていると云われている。 可愛い家が運河の水に映り、ヴェニスを思わせるので、「プチット・ヴニーズ」と呼ばれる。
ドイツの黒い森地方には、こじんまりとしながらも美しい中世の雰囲気がそのまま残る街が点在している。
その中でも、ゲンゲンバッハの町は素朴で立派な木組みの家が建ち並ぶ街。
標高855mの山頂に城郭が建っており、よく霧が発生するので、幻想的な光景になる。空に浮かんでいるかのように見えるので、「天空の城」と呼ばれている。